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Gifu Prefectural Research Institute for Agricultural Sciences in Hilly and Mountainous Areas
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研究内容     平成30年度 課題一覧(PDF形式249KB

1 重点研究課題
1)国際競争に打ち勝つ飛騨地域産「コシヒカリ」の良食味米の玄米成分および栽培条件の明確化(本所)
 飛騨産「コシヒカリ」の極良食味のための栽培条件を解明する。

2)雨よけホウレンソウの施肥改善(本所、農業技術センターと連携)
 地域のホウレンソウ栽培土壌の窒素収支を解明し、科学的根拠に基づく合理的施肥体系の構築を図る。

3)夏秋ナス「独立袋栽培」の高収量・省力・安定生産技術の確立(支所)
 袋培地への直接定植と早期のハウス内栽培により、天候不順期の回避・早期からの安定生産と省力化・高単収の実現と「千両二号」及び「筑陽」の安定多収栽培技術を確立する。

2 「清流の国ぎふ」の強みを活かしたブランド農畜水産物ナンバー1プロジェクト
1)夏秋トマトの革新的20t穫り多収穫栽培システムの開発(本所・支所)
 「独立袋栽培」をさらに発展させ、岐阜県オリジナルの夏秋トマト多収穫栽培システムを開発する。

3 2020清流の国ブランド開発プロジェクト
1)飛騨・美濃伝統野菜「高原山椒」の生産安定と新商品の開発(本所、森林研究所と連携)
 「高原山椒」のより一層の高品質化と生産安定を図ると共に、「高原山椒」を使用した新商品を開発する。

2)熟成技術によるクリ新品種の商品展開(支所、産業技術センターと連携)
 クリの新品種「えな宝来」及び「えな宝月」の熟成・加工技術に関する研究を行い、その優位性を見出すとともに、特長を引き出した差別化商品の開発につなげる。

3)国際社会に向け「ぎふ」をアピールできる輸出向け新花き品目の育成(支所、農業技術センターと連携)
 国内産地・花き産業の活性化を目指し、東京オリンピックで国内外に本県の先進性とステータスをアピールできる新しい鉢花品目を育成する。

4 拠点結集による地域産業新展開プロジェクト
1)飛騨エゴマの機能性に特化した新商品開発と総合技術開発(本所)
 エゴマ油の安定供給を図るとともに、エゴマ栽培地域拡大による遊休農地の減少や地域振興を図るほか、エゴマ油の運動能力向上効果を活かした商品開発を行う。

5 温暖化プロジェクト
1)夏期高温に対応した水稲品種の育成と良食味栽培技術の開発(支所、農業技術センターと連携)
 収量性が高く食味に優れる県育成水稲品種について、東濃地域における奨励品種適性を検討する。

2)夏期冷涼な気候を生かした野菜産地における地球温暖化対策技術(本所・支所)
 夏秋トマトの放射状裂果及び夏ホウレンソウの生育不良を回避するための対応技術を開発する。

3)夏期冷涼な気候を生かした果樹産地における地球温暖化対策技術(本所)
 リンゴの日焼け果及びモモの果肉障害を回避するための対応技術を開発する。

6 地域密着型研究課題(県費)
1)モモ新品種「飛騨おとめ」の地域適応性と栽培技術の確立(本所)
 本県初となるモモのオリジナル品種「飛騨おとめ」の栽培技術を確立する。

2)夏ホウレンソウの難防除病害虫・雑草の総合防除技術開発(本所)
 ホウレンソウケナガコナダニ及びゴウシュウアリタソウの対策技術を開発する。

3)飛騨ブランド「ひだほまれ・たかやまもち」の生育環境変化を踏まえた高品質生産体系の確立(本所)
 継続的な「たかやまもち」、「ひだほまれ」の安定生産に向けて、今後の気象変化にも対応する、新たな作型と施肥体系の確立を図る。

4)「飛騨黄金」の長期安定出荷技術体系の確立(本所)
 新たな育成系統と併せた「飛系菊シリーズ」を用いて、長期連続出荷体系を構築する。加えて脇芽が少ない「飛系菊シリーズ」から効率的に採穂を行う技術を確立する。

5)シクラメン等中山間地鉢花のブランド化と生産安定(支所)
 シクラメンの黄色系新品種を育成するとともに、シクラメンの液肥底面給水栽培やエスレルを用いた省力栽培を確立する。また鉢花トルコギキョウの秋出荷と切り花利用技術を開発する。

6)飛騨地域に適したモモ、リンゴ等の品種選定と栽培技術の開発
 モモでは輸出のための品種選定と出荷体系を確立する。リンゴでは高温耐性品種・系統を選抜すると共に、障害果の防止技術を開発する。ヤマブドウでは安定生産技術並びに新たな加工品を開発する。

7)クリ新品種育成及び有望品種選定と「えな宝来」、「えな宝月」、「ぽろたん」の安定生産技術開発(支所、一部外部資金)
 クリのリレー出荷を可能とする新品種育成を交雑育種法により行う。また新品種「えな宝来」、「えな宝月」の栽培技術を策定し現地へ普及させ、「ぽろたん」の黒変果対応技術を確立する。

8)岐阜県産米を利用した新しいブランド品目の開発(本支所))
 大吟醸用品種や美濃地域向けの酒米品種を育成するとともに、奨励品種である「ひだほまれ」「たかやまもち」に強い穂発芽耐性を導入した同質遺伝子系統を育成する。

6 外部資金
1)稲出願品種栽培試験委託事業(本所)
 出願品種を栽培し、その重要な形質に係わる特性を明らかにする。

2)軟弱野菜の高能率調整機の現地試験(本所)
 ホウレンソウなどの軟弱野菜の根切りと下葉の除去を一工程で行う、高能率な調製作業機の導入効果を明らかにする。


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